「地球の歩き方」最新版を買うべきか?
個人旅行に欠かせないガイドブックと言えば
やっぱり、「地球の歩き方」ですよね〜
初めて行く国の、観光地の情報など基本的な情報が網羅されている。
私は旅行ガイドブックを選ぶ時には、ほとんど「地球の歩き方」をチョイスしてます。
そんな「地球の歩き方」ですが、やはり書籍と言う事もあり、
最新の情報には、どうしても間に合わないというのが欠点だと思います。
私自身も、せっかく最新版の「地球の歩き方」を購入して旅行に携帯したのに、
残念な経験をした事があります。
(1) フランスはアビニョンで
フランスのアビニョンには、高速鉄道タリスの停まる駅と在来線向けの駅とがあります。
南仏ニースから、高速鉄道タリスを使ってアビニョンの新駅の方に着いた時のこと、
アビニョン観光のメインである旧市街は、古い在来線の駅のすぐ近くにあるので
「地球の歩き方」によると、「タリスの停まる新駅から旧市街近くの駅までバスで移動します。」とありました、
そこで、駅を降り立ち、バス乗り場っぽいところで目当てのバスを探すも
どうにもこうにもわからない(>_<)
地元民や、おそらく英語喋れるんちゃうん?という感じのコリアン顏のカップルに話しかけても無慈悲な対応…( ゚д゚)
仕方なく、タクシー乗り場でタクシーに乗り込み、
ガイドブック片手に、なんとかアビニョン旧市街近くの在来線の駅まで向かったんです
タクシーの運ちゃんも、「また帰りはタクシーに乗りなよ」的な感じで、感じは良く、チップも弾んで
アビニョン旧市街に到着した訳ですが、
アビニョンでは、鉄道を使い近隣の
アルルという町も旅する予定があったので、
そのアビニョンの在来線の駅のホームに行き
アルル行きはどんな感じかなぁ〜〜〜〜なんて、
電光掲示版をみると、な、な、な、なんと・・・・
さっきタクシーで移動してきた、アビニョンの新駅行きの表示があるではありませんか、
すぐにスマホでググると、どうも私が旅行する半年ほど前に、高速鉄道タリスの走るアビニョンの新駅から在来線の走る駅までを結ぶ鉄道が開通していたようで…(^_^;)
鉄道を使えば楽に
しかも、お安く移動できたようで
「地球の歩き方」の最新版には載ってなかった情報
(2) 台湾でも
台北から、バスに乗れば行ける
九份。
あのアニメ「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われる町です。
そこに行くための、台北からのバス乗り場
ところが「地球の歩き方」の情報が間違ってたんです…(^_^;)
どうにも乗り場がわからず
結局、九份行きは諦めることに
バス乗り場の場所が変わってたようで、こちらは日本に帰ってからネットで調べて判明しました。
その後、台北を再度訪れた時に、ちゃんと九份には行く事が出来たのですがね(^。^)
***
このように、「地球の歩き方」は日本人旅行者にとっては、現地の数多くの情報が網羅されている最良のガイドブックである事は間違いないのですが、情報の更新に時間がかかる書籍という形態のため、どうしても最新の情報が反映されづらい点があります。
現代はネットで数多くの旅行先の情報が、個人のブログなどで簡単に手に入る時代
これから個人旅行に出かけられる方は、「地球の歩き方」の情報を中心に、ブログなどの最新の情報も合わせて活用するのがベストでしょうね(^。^)
そして、今度のカナダ旅行
実は旅行に行くことを決める前に、ブックオフで買った
2011~12年版の「地球の歩き方 カナダ西部 カナディアン・ロッキーとバンクーバー」なる本は、持ってたするのですが、最新版は持ってない。
前述の通り、最新版でも本当に最新の情報が載り漏れてたりするのに
わざわざ最新版の「地球の歩き方」買わなきゃいけないのか?と思ったりして…(^_^;)
ちなみに、Amazonのレビューによると「地球の歩き方 カナダ西部 カナディアン・ロッキーとバンクーバー」は2年1度の発行で、その理由は毎年発行するほどその地方に特筆すべき新たな情報もなく(すごい言われよう)
最新版でも、肝心の今年3月から必要になった、カナダのeTA(電子渡航認証)についても申し訳ない程度に補足で掲載されているのみだとか。。。
やはり、このあたりは刊行物として発行される紙のガイドブックの限界なのかもしれませんね。。。(^_^;)
ということで、今のところは最新版の「地球の歩き方」を買わずに
最新情報はネットのブログ等で収集して、今持ってる「地球の歩き方」の情報を自分でアップデートしてカナダ旅行に備えようかと思っております。