たつやんの海外ひとり旅ブログ(2016年ANAのSFCプラチナステイタス獲得・JGC保有済)

海外旅行(主にひとり旅)の話題と、2016年に見切り発車で始めたANA修行の話題、その他マイルなど旅行関係の話題を書いております。(2016年9月SFCプラチナステイタス獲得・JGC既獲得済)

海外一人旅でSFC上級会員資格は役立ったかの検証

 マイル社長様がこんなタイトルのブログを書いておられました、

www.mile-shacho.com

 

 SFCJGC保有しているたつやんは、興味深く読ませていただきました。

 

 マイル社長様は今のところはJGCだとかSFCとかの上級会員資格の必要性は感じておられないようでしたが、海外一人旅好きなたつやんの場合はこの夏のミュンヘンの旅においてSFC(現在はプラチナサービス中ですが)が役立った場面はあったのでしょうか?検証して見たいと思います。

 

1 優先搭乗

 SFCの場合、ANAグループ便、およびスター アライアンス加盟航空会社便をご利用の際、国内線および国際線全路線において、ご搭乗クラスにかかわらず、プレミアムメンバーのお客様を優先して機内にご案内いたします。」

 とあります。JGCも同様にワンワールド アライアンス加盟航空会社便ご搭乗時にもご利用いただけます。」となっています。

 今回のドイツ・ミュンヘンへのフライトはスターアライアンス加盟航空会社のタイ国際航空を利用しましたので優先搭乗できることになります。

 

 たつやんの優先搭乗のメリットは一つだけ、機内持ち込み手荷物を自分の座席近くの物入れに収納できること。

 これです。

 たつやんは基本的に海外旅行の際は機内持ち込みできるスーツケースで旅します。

理由としては

1 一人旅なので、なるべく小回りがきくように荷物を極力減らしたい。

2 今回の旅もそうですがロストバゲージが起こると時間的なロスも多いし、面倒そうだ。

 

 そして、機内持ち込み手荷物を自分の座席近くの物入れに収納できることは、今回のようにバンコク乗り継ぎがある場合に、もし飛行機の到着が遅れて乗り継ぎ時間がタイトな時に素早く降機できるということでしょうか?

 

 ちなみに今回の旅行では、往路では3時間25分の時間があり、フライトも遅れることもなくトランジットもスムーズでであったため、問題はありませんでした。

 

2 ラウンジ

 先ほども書いた通りトランジットの時間は往路が3時間25分で復路が2時間20分だったため、「ラウンジでゆっくりという感じでもないかなぁ〜」と思っていたのですが、ミュンヘンからバンコクのトランジットの手続きを終え電光掲示板をみると、復路のフライトがない!

 「えぇ〜っ?」と思ってもう一度見ると復路のバンコクから関空へのフライトが2時間後になっている。

 とりあえずわからないのでタイ国際航空のラウンジの受付スタッフに聞いてみると「2時間遅れてる」とのこと(ちなみにメールも来ていたようですが、海外のためそこまで頻繁にメールチェックしてなかったため気づかず。てか飛行中か?)

 

 結局、復路はバンコクスワンナプーム空港で4時間超待つ羽目になりました。やはりこんな時に空港のラウンジが使えるのは便利ではありますね。

 

3 手荷物受け取りの優先

 前述の通り、往路では手荷物を機内持ち込みにしてるのですが、帰りはロストバゲージになっても、いつかは手元に届けばいいので預け入れしております。

 で、この手荷物受け取りの優先なんですが、やはりバンコク関空路線はビジネスマンも多くSFC持ちが多いためか、プライオリティタグが付いたスーツケースがどんどん流れてきて、そこまで早くはたつやんの荷物は出てきませんでした(^_^;)

 

 これも、早く出てきたらちょっと嬉しいという感じでしょうか?

 

4 ラウンジに関しては、もう一つの方法もあるかも

 優先搭乗は上級会員ならではのメリットと言えますが、ラウンジに関してはプライオリティパスを入手することで解決することができるかもしれません。

 プライオリティパスは、クレジットカードに付帯していることが多く。たつやんの持ってる「セゾンプラチナアメックス」や「楽天プレミアムカード」などに付帯してます。

 

 今回のミュンヘン旅行で見てみると、まずミュンヘンの空港のラウンジですが、あるにはあるんですがプライオリティパスで入れるラウンジはターミナル1のみ

 タイ国際航空はターミナル2利用のため、プライオリティパスではラウンジ利用できないらしい。

 ちなみにプライオリティパスに匹敵する海外ラウンジが使えるというダイナースカードについても同様でした。

 

 そして、実際たつやんが役立ったバンコクスワンナプーム空港はどうでしょう?

 こちらはターミナルも別れてませんし10箇所ラウンジが出てくるので、まずまずという感じでしょうか?(ちなみにダイナースは9箇所)

 

 やはり、プライオリティパスだけでは心もとない気もしますが、必ずラウンジに入る必要がどこまであるかという感じでしょうか?

 

5 プレミアムエコノミーへの変更

 今回の旅では関係なかったですが、SFCANA便搭乗の場合「ご搭乗手続きの際に空席がある場合は、対象運賃以外でご搭乗の場合でも、追加料金なくANA国際線「プレミアムエコノミー」をご利用いただけます。」とあります、JGCにはこのサービスはありません。

 変更できたらかなり有り難いですよね〜〜

 でも、最近はこのプレミアムエコノミーへの変更の可能性が低くなってるとブログでよく拝見いたします、やはり競争率が高く、運が良ければという感じでしょうか?

 あまり期待しすぎるのも良くない、特典かもしれませんね〜

 

6 特典航空券がとりやすくなる

 SFC取得後は本当に枠が広がって特典航空券がとりやすくなりました。JGCは正直なところそれは感じられませんでした。

 マイルを貯めても使えないのだったら意味ないですよね。

 そういう意味で、SFCを目指すのは良いと思います。

 ANAのマイルは貯めやすく、スカイコインに変えてSFCの取得費用に充てることもできますしね

 

7 まとめてみました

 結局のところ、たつやんにとってのSFCJGCの上級会員資格は、海外一人旅に役立つこともあるが、そこまでの費用を費やす意味があったのか?疑問が残るところです、マイル社長様のおっしゃるとおり合理的な意味でやっているのではないのかもしれませんね〜(特にJGCは)

 ただSFCについては、特典航空券がとりやすいというメリットがあるにはあります。

 たつやんはそこまで積極的なマイル活動をしておりませんが、JALマイラーの時の「マイルは主にクレカの決済ポイントで貯める」という手法から、「ポイントサイトを経由して貯める」という手法になって格段にANAのマイルは貯まりやすくなりました。

 

 個人的には、SFCJGCの上級会員資格に過剰な期待を持ちすぎないほうが良いと思います。自己満足的な部分も多少はあるかと。。。(^_^;)

 ただ、やはり飛行機好きだったり、海外旅行好きな人は目指して取得して見ても損はないと思いますね。